ホーム > お客様の心を動かす戦略とは > ホームページの効果を最大限に引き出すために
ホームページは、優れた販促ツールですが、魔法のツールではありません。
ホームページには、読者が何らかの形で御社のサービスや商品を知らなければ、ホームページにたどりつけないという弱点があります。
たとえば、検索エンジンから検索するにも、そもそもそのような商品やサービスがあることを知らなければ、キーワードを入力して検索することができないのです。
また、世間一般に知られている商品やサービスでも、御社のホームページの存在が検索エンジンを含め、誰にも認識されていなければ、ホームページにたどり着くことが難しくなります。
ですので、ホームページを新しく開いたら、ホームページがあることをさまざまな方法でアピールする必要があります。
ここでは、すぐにできる簡単な方法から、費用がかかる方法まで、いくつか紹介しています。
「こんな簡単こと」と思われるかもしれませんが、地道に施策をしていくことで、大きな効果を生んでいくのです。
ときどき、ホームページアドレス(URL)が入っていない場合があります。配布する紙媒体は、誰がどのように読んでいるかわかりません。すべての紙媒体にホームページアドレス(URL)が入っているかチェックしてください。
メールソフトには、たいてい名前や連絡先の情報を挿入できる「署名機能」があります。
ここに、名前・会社名・連絡先と一緒に、ホームページアドレスを入れておくと、気が向いたお客様がクリックしてくれるかもしれません。
また、新しいイベントや商品がある場合は、署名にちょっとした広告文を入れておき、そのページのアドレスを入れてみるのもひとつの手です。
ブログを書いていらっしゃる場合は、ホームページを新しく開設したり、新規ページを作ったら、必ずブログにも取り上げ、そのページにリンクを設定しておきます。
検索エンジンのロボットは、リンクをたどって巡回しているので、PRしたいことは必ずブログ側でも取り上げます。
WEBサクセスのとあるお客様は、当初ブログだけでお店の宣伝をされていました。公式ホームページを立ち上げたとき、ブログ記事でホームページを公開したことを告知しリンクを設定、さらにブログのトップページの自由記載欄にもホームページの宣伝とアドレスを掲載しました。こうすることで、検索エンジンでまだ認識されていない頃から、公式ホームページへ潜在顧客を誘導しているのです。
メルマガが最も効果的なのは、オンラインショップの顧客維持(カスタマーリテンション)対策です。しかし、オンラインショップを運営されていなくても、定期的に御社のニュースと、業界のTipsをまとめたメルマガを発行するような体制を整えると、ホームページの公開や変更内容を既存のお客様・名刺交換した方に情報発信できます。オンラインショップの場合、売り上げアップのためにのは週1回など定期的に配信する必要がありますが、企業案内の場合は、戦略次第ではありますがそれほど頻繁に送らなくても大丈夫だと思います。
もちろん内容が重要です。宣伝ばかりのメルマガは読まれませんので、何か読者のお役に立てる情報を盛り込むことがポイントです。
なお、メルマガではなくても、たとえばWordなどで紙媒体の会社ニュースを作るという方法もあります。インターネットでの情報発信が多くなっているので、手作り感満載の紙媒体のニュースを配布すると逆に新鮮な感じがします。
その場合、ホームページへ誘導するコラムを入れるとよいでしょう。
公開したばかりのホームページは、なかなか検索エンジンで認識されないことがあります。
また、SEO対策に効果が現れるには、若干時間が必要です。それまで、ただ黙っているのではなく、検索エンジンの上位に来るまで、リスティング広告で検索結果画面の上の方に表示させるようにしておく施策も有効です。
うまくいけば、通常の検索結果とリスティング広告の両方で1位に表示されることが考えられます。そうなると、検索エンジンの検索結果画面で、御社のホームページの存在をさらに強くアピールすることができます。
顧客が個人の方で、商圏が限定されているときは、折込広告やポスティングでPRすることも効果的です。
新聞の購読率が落ちたことに比例して、折込広告の効果も落ちたと言われています。
ですが、折込広告は新聞販売店単位でのエリアマーケティングができ、潜在顧客の自宅まで確実に情報を届けられるツールです。
御社の営業範囲が地域限定の場合は、エリアや折込広告を入れる曜日、新聞の購読者数・購読層を絞り込んで、折込広告をしてみるのはいかがでしょうか?
新聞購読者層は、比較的年齢が高い層が多く、習慣で新聞折り込広告を読んでいる方が多いと言えます。ターゲットとなる顧客層が、このような方々である場合は、他の媒体よりもはやく、御社の情報を届けることができます。
なお、新聞の購読率が低い地域の場合は、せっかく広告を作成しても、多くの世帯に届かないという問題があります。
その場合、ダイレクトメールなどのポスティングという手法もあります。ポスティングの場合は、折込広告と違って配布できるものが、紙に限定されません。場合によっては、試供品などもあわせて配布できます。勝手にポストに入れられて迷惑という潜在顧客のマイナスの感情を打ち消すためにも、ちょっと意表のついたツールをポスティングしてみるのがコツです。
ターゲットとなる潜在顧客が集まる展示会やイベントがあれば、参加を検討されるとよいと思います。会社・商品などの宣伝になるほか、潜在顧客のニーズを発掘することができます。ブースを訪れる方々から直接ヒアリングすることで、自社のホームページや販促ツールに必要な情報、改善点などが見えてきます。
ホームページとブログを併用して、インターネット上で情報発信を続ける。さらに、紙媒体でのPR、展示会への参加など、日々の対面営業活動も続けていくことで、情報が徐々に広まっていき、ホームページの利点を最大限に生かせるようになります。
ここまで書いてきた7種類の方法、もうみなさますでにおわかりのことかもしれません。
そして、もうすでに実践されているかもしれません。
だけど、効果が現れない。売れない。だから、このページを読んでいただいているのかもしれません。
広告・宣伝の媒体として、圧倒的に有利だったマスメディアの効果が薄れてきた現在、これを行えば「売れる」という決め手がなくなってきています。
だからこそ、「クロスメディア」という戦略で、情報を必要としている潜在顧客に、必要な情報を届けるのです。
その場合肝となるのは、どの媒体とホームページを組み合わせ、どのように誘導するのか、つまり「シナリオ作り」です。1つのシナリオで、潜在顧客に訴えたいことを効率的に伝えなければ、効果は半減してしまいます。
今まで個々ばらばらに行ってきた施策を見直しましょう。
たとえば、PRしたい商品のチラシと、ホームページのイメージは一致していますか?
潜在顧客の興味を惹き、ホームページにうまく誘導できたとしても、販促ツール同士で共通の世界が広がらないと、次の行動を起こさせるのが難しくなるからです。
こうしたシナリオを0から考えて作り上げるには、多様な販売促進の手法を知り、その中から御社にとって最適なメディアを選び出し、作り上げる総合的な力が必要です。
WEBサクセスには、冷静な目で市況を判断し分析を行うマーケター、世間の常識からはちょっと外れたクレージーな発想をするクリエーター、常に最新情報を追い求め多くの成功実績を作ってきたプロデューサーなど、さまざまな視点で販売促進を考え、柔軟に対処できるスタッフがおります。
そうして、ひとつの世界を御社と一緒に作り上げていき、お役に立ちたいと考えているのです。